民泊仲介サイト大手の米Airbnb(エアビーアンドビー)は30日、家主が短期レンタルを敬遠しがちな集合住宅でのビジネスを拡大するため、大手の家主や不動産管理会社と共同で、賃貸アパートの物件を掲載するリスティングサービスを開始すると発表した。新サービスは、エクイティ・レジデンシャル、グレイスター・リアルエステート・パートナーズやその他10社が管理する175棟以上の集合住宅を対象とする。この物件サイトでは短期間の転貸が可能な部屋のみを掲載する。リース契約を結んだ入居者は、建物の所有者(家主)が認めた日数(180日が上限)の範囲で部屋を転貸できる。また、同サービスと提携した家主は、予約総収入のうち多くの場合20%を受け取るという。