調理の仕方も一工夫

 調理の仕方を工夫することにより、野菜に含まれる栄養素を効率よく吸収し、量をたくさん取ることができます。

【炒める】
 色の濃い野菜(人参、かぼちゃ、ピーマン、ほうれん草など)は油と一緒に炒めることで、カロテンなどの栄養素の吸収率がアップします。

【ミキサーを使い、ジュースやスープにする】
 ミキサーにかけることで、そのまま食べるよりも量を取りやすくなります。例えば、野菜と果物をミキサーにかければ、自家製の野菜ジュース(スムージー)が作れます。熱に弱い栄養素を取りやすくなり、おすすめです。

 また、かぼちゃ、人参、ごぼう、玉ねぎなどはコンソメや出汁でゆでてミキサーにかけ、牛乳や豆乳と合わせればスープが作れます。

【ゆでる、煮る】
 野菜はゆでることで、量が減り、生野菜よりもたくさんの量を摂取することができます。

 健康を維持するためには、食事は栄養バランスの取れたものにすることが基本です。そのバランスを取るためには、野菜は欠かせない食材です。1日の食事を見直して、野菜を意識的に取り入れる習慣を付けていきましょう。