東京・新宿通勤に便利で、売ると「含み益」を得やすい狙い目エリアを解説Photo:PIXTA

新宿駅にアクセスしやすく、マンションを購入・売却した際に「含み益」を得やすいエリアはどこなのか。過去の供給物件のデータをもとに、狙い目の路線や駅を紹介していく。「住みたい街ランキング」の上位にある街もいいが、資産性などの観点から「自分だけに合う街」を選ぶのも一興である。(スタイルアクト(株)代表取締役/不動産コンサルタント 沖 有人)

新宿駅にアクセスしやすく
「含み益」を得やすい物件はどこにある?

 新宿駅は東京の西側最大のターミナル駅だ。仕事場も、ショッピングモールやデパートも、歓楽街もある。この駅の周辺だけで、全ての用を足すことができると言っても過言ではないだろう。

 新宿駅から放射線状に西に向かう鉄道路線は、東京の西側最大のベッドタウンでもある。東京メトロ丸の内線、JR総武線・中央線、小田急小田原線、都営地下鉄大江戸線、京王線・京王新線、西武新宿線と主要路線だけでも6路線ある。

 これらの路線の中で、マンションを購入・売却した際に「含み益」を得やすいエリアはどこなのか。住まい選びの賢いエリア選定をマンションの資産性の観点からまとめてみた。

 含み益とは、新築で購入したマンションを中古で売却した際に、現金が増えることを指す。

 例えば、5000万円で新築マンションを購入し、しばらく暮らした後、中古物件として4000万円で売却したとしよう。

 この際、マンションに住んでいる間に住宅ローンを1200万円返済すると、残債は3800万円である。中古売却によって得た4000万円を元手に住宅ローンを完済すると、差額の200万円が利益として手元に残る。この200万円が含み益である。

 このように、物件の価値が落ちにくく(または上昇中で)、かつ買い手が付きやすいエリアでマンションを購入すれば、含み益を得られる可能性は高まる。