欧州のクリスマス・スイーツといえば?日本人が知らない本場の味も【写真付】(c)iStock

海外旅行ガイドブックの決定版『地球の歩き方』から、今回紹介する記事は「クリスマスのお菓子」です。クリスマスといえば日本ではデコレーションケーキが一般的ですが、世界ではどんなお菓子が食べられているのでしょう? 地球の歩き方「旅の図鑑シリーズ」に加わった『世界のお菓子図鑑』では、各国の祝祭菓子を特集!今回はその中からクリスマスにまつわるお菓子を紹介します。今年のクリスマスは、どの国に“旅”する?(文/『地球の歩き方 W25 世界のお菓子図鑑』編集担当 竹内あや)

約1カ月かけて祝うクリスマス

欧州のクリスマス・スイーツといえば?日本人が知らない本場の味も【写真付】イルミネーションに輝くパリのシャンゼリゼ大通り (c)iStock

 キリスト教徒にとってクリスマスはイースターと並んで一年で最も大切な日。イエス・キリストの誕生に感謝して教会の礼拝に参加したり、家族や親戚が一堂に会してごちそうをいただきます。欧米諸国では11月末になると広場にクリスマスマーケットが登場したり、道路や建物がイルミネーションで飾られたりと、街はクリスマスムード一色に。アドベント(待降節)と呼ばれるクリスマスイブまでの約4週間、人々は一年で最も楽しみにしている祝日に向けて、皆で楽しみながら徐々に気分を盛り上げていきます。

欧州のクリスマス・スイーツといえば?日本人が知らない本場の味も【写真付】毎日開けるのが楽しみなアドベントカレンダー (c)iStock

 最近、日本でも見かけるアドベントカレンダーはクリスマスを迎える期間に欠かせないグッズのひとつ。クリスマスまでの日数をカウントダウンするためのカレンダーで、12月24日までの日付けが付いた窓やボックスを毎日ひとつずつ開けていきます。中にはチョコレートやキャンディなどのお菓子、小さなおもちゃなどが入っていて、今日は何が入っているかな?と毎日わくわくしながら開けるのが楽しみ! 既製品でなく、手作りしたものをプレゼントして楽しむ人もいます。