「認知症、ボケ予防に役立つ」「記憶力や思考力がアップし、勉強に活かせる」「頭の回転が速くなった」「本が速く読めて、判断スピードがあがった」「モチベーションの向上、習慣化につながる」「持続力が増して途中で投げ出さなくなった」などの声が届いた、くり返し楽しんで使える『1分間瞬読ドリル』に、超入門編が登場。1分間で与えられた課題を見ていくだけで、「記憶力」「思考力」「判断力」「読解力」「集中力」「発想力」が抜群にアップ! シニアには認知症を防いで記憶力アップを、子どもには育脳・勉強脳に役立ち、大人には、仕事・家事などのパフォーマンスが向上! 今回は、6歳から100歳まで、問題はやさしくなり、効果が倍増した『1分間瞬読ドリル 超かんたん!入門編』で、脳をぐ~~~~んとよくしていきましょう!(取材・文/狩野南)
脳がもっともはたらく時を知る
問題を解くとき、私たちは無意識に正解しようと考えてしまいます。不正解のときは、なんとなくガッカリした気持ちになるのではないでしょうか。
『1分間瞬読ドリル 超かんたん!入門編』は、正解不正解を問うものではありません。ましてや、全問正解を目指すものでもありません。それでは、逆にトレーニングにならないのです。
なぜなら、「これ、なんだろう?」と思うときにこそ、脳はもっともはたらくからです。全部答えがわかってしまったら、もう疑問に思うことはなくなってしまいます。
テストでも、一度100点を取った子は、その後何回やっても100点以上を取ることはできないですよね。全部わかってしまったら、伸びしろはありません。それと同じです。
わからないながらもなんとか答えを出そうとするとき、「時間が足りない!」と焦りながらタイムリミットギリギリで答えが出せたとき、脳は高速で回転しています。そのときがまさに、脳の力が最大限にアップしている瞬間です。
正解、不正解は、ただの結果。結果にこだわらず、決まった時間の中で、なんとか答えを出そうと必死に考えることが一番大切です。
だからこそ、正解を目指す必要はないのです。
「間違ってもいいのではなく、間違えたほうがむしろいい!」
そう思いながら、気楽に『1分間瞬読ドリル 超かんたん!入門編』に取り組んでみてください。
*本連載は、『1分間瞬読ドリル 超かんたん!入門編』から一部抜粋、追加取材・加筆したものです。