みっく:メガの友人たちは引き続き「貸したい、貸したい」って言ってます。

団栗:赤い銀行(三菱UFJ銀行)が積極的ですね。特定先にかなり攻めたレートで提案あるので。赤は不動産には従来保守的な融資姿勢でしたが、どうやら戦略的な何かがあるっぽい。今気になるのは地銀がむちゃ攻めたレートで積極的に貸してることなんですよね。特に新規参入勢、大丈夫かな?

みっく:地銀、突っ込んでますね。彼らにとって(※10)ノンリコのアップフロントは麻薬ですよ。アパートローンのノリで取り組む地銀担当者とかいましたから(笑)。

どエンド:アパートローンでも、最近アップフロント取るのがはやってます。こないだ融資額の5%も払いましたよ。仲介手数料3%より銀行の方がもうけてる!

あくの:5%はさすがに高い(笑)。でも融資してくれるなら私も払います!

団栗:結局、地銀ももうけるところがないので、って感じなんでしょうね。外債で結構やられているので、それ以外の不動産融資で稼ぐとかしないと。事業が厳しい中小企業に貸すより、不動産の方が安心だからこっちに来ているんでしょうね。担保もあるし。

あくの:それはある。モヒカンの若者に飲食店開業費2000万円貸すのとか怖いよね。

かずお君:分かる。

団栗:多分、不動産くらいしか「まあええかあ」と貸せる先がない。それだけ停滞感があるんでしょうね……。

あくの:いっぱい不動産持ってると気持ちいいじゃん!

かずお君:そうだよね、遺伝子レベルで刷り込まれてる。

みっく:島国日本人は不動産と共に生き、共に朽ちるしかないんすよ。

――映画『天空の城ラピュタ』にそういう歌が出てきましたね。「ゴンドアの谷の歌にあるもの。土地と共に生きよう」って。風だったかな。

みっく:「バルス」(滅びの呪文)がいつ来るのかな。

>>1月11日配信の2「実需住宅編」に続きます。