米下院は5日、11回目の投票でも新議長を選出できなかったことを受け、東部時間6日正午(日本時間7日午前2時)まで休会する動議について採決し、賛成219、反対213で可決した。  共和党が休会に動いたのは、ケビン・マッカーシー下院議員(共和、カリフォルニア州)の議長就任に反対する20人の共和党議員と本人が交渉を続けられるようにするためだった。これに対して民主党は、共和党議員を議場にとどめて投票を続けさせようとした。  休会動議は民主党議員全員と共和党議員1人が反対票を投じたものの、賛成多数で可決された。