写真:怒る男性写真はイメージです Photo:PIXTA

今年も確定申告の季節がやってきました。2025年分の所得について、原則として2月16日から3月15日(今年は3月15日が日曜日のため3月16日)までの期間に税務署へ申告書を提出と納税する必要があります。毎年のように「申告ミスをしたらどうなるのか」「間違えたら税務署から怒られるのか」と不安を感じる人は多いでしょう。確定申告時に絶対起きないように注意したいミスについて、クロスウィード税理士事務所の大岡俊明税理士に聞きました。(取材・構成/ライター 岩田いく実、監修/クロスウィード税理士事務所 大岡俊明税理士)

税務署は「申告書以外」にも
目を光らせている

――確定申告はただ提出するだけの印象があります。税務署は実際にはどのような点に注意しながら確認しているのでしょうか。

 税務署は「提出された紙・データだけ」を見ているわけではありません。税務署が見ているのは申告書の数字そのものではなく、数字の整合性です。申告者の生活実態や取引状況から見て、この所得は自然か?という観点でチェックしています。

 例えば次のような情報は、税務署側で容易に把握できる可能性があります。

● 源泉徴収票や給与支払報告書(勤務先から税務署・市町村提出されている)
● 支払調書(取引先から報酬・原稿料・講演料など税務署へ提出されている)
● 不動産の登記情報(購入・売却履歴)
● 株式・投資信託などの取引履歴
● インボイス制度にひも付く取引関係
● 口座への入金状況(税務調査が入れば確認される)

 つまり「大ざっぱだけど、まあいいか」や「申告しなくてもバレないだろう」という発想は通用しません。

税務署が激怒する
確定申告の6つの特徴

――税務署が強く反応するような確定申告書の特徴はありますか。