ひろゆき氏（撮影：榊智朗）
SNSの総フォロワー数は300万人を超え、YouTube動画の月間再生数は3億回を超え、代表作の『１％の努力』は45万部を超えるなど、現在、日本中で大ブレイク中のひろゆき氏。彼の最新刊『99%はバイアス』では、「ブレイクの秘訣」を明かし、「どうすれば影響力を持てるのか？」「口のうまい人がトクする世の中で、どう生きるべきか？」などをマジメに語った。
この記事では、ひろゆき氏にさらに気になる質問をぶつけてみた。（構成：種岡 健）
貯金できるかどうかは「性格」？
みなさんはお金を貯めていますか？
貯まるか貯まらないかは、どうやら性格によるものが大きいみたいです。
年収はそんなに関係がなくて、貯まる人は貯まるし、貯まらない人は貯まらない。
その特徴について見ていきましょう。
年収1000万円でも貯まらない人
年収300万円でも、年間に100万円近くを貯金できる人がいます。
僕もそのタイプで、生活費で月に10万円以内に収めることができます。
一方で、年収1000万円でもカツカツの生活をしている人がいます。
なぜか毎月に余裕がなく、気づいたら貯金がゼロ。
おそらく「来年も1000万円稼げるし、いつでも貯金し始められるだろう」という安心感があるのでしょうね。
でも、そういう考えだと、いつまで経ってもお金は貯まりません。
「見栄」がお金を溶かす
貯金ができない人に表れる、たった1つの特徴は、「承認欲求を満たすため」にお金を使っています。
自分が美味しいものを食べたり、欲しいものを買うだけなら、じつはそんなにお金は減らないものです。
しかし、「いいカッコしたい」「すごいと思われたい」「見栄を張りたい」という欲が絡むと、あっという間にお金は無くなります。
アパレルショップで服を買うときでさえ、「店員さんに安いものを買うと思われたくない」という承認欲求が絡むと言われています。
だから、お金持ちは、「ここからここまでの全部の服をちょうだい」というような、哀れな買い方をするのかもしれませんね。
思い込みから逃れよう
まずは自慢をしたい欲を抑えましょう。
自分の年収が高いことを、使う金額で相手に伝えるようなことをするのは、やめてください。
本当のお金持ちは、見た目は「質素」です。
「え！ この人、資産家なの！」というような人が、何億円以上の資産を持っていたりします。
そうなるためには、目の前の「見栄」を張らないことです。
「高いものを選ばないとナメられないかな？」と思い込むのをやめましょう。
そんな小さなプライドは、誰も見ていませんから（笑）。
