人間関係、親子問題、アダルトチルドレン専門のカウンセラーであるPoche(ポッシュ)さんの初めての本『あなたはもう、自分のために生きていい』には、「読んで心がラクになった」「救われた気がします」「自分だけじゃなかったことに安心できた」といった読者からの感謝と喜びの感想が次々と寄せられています。ここではそんなPoche(ポッシュ)さんに、「すべては自分のせい」と責め続けてきて傷ついてしまった心を軽くして、今ある生きづらさが少しでもラクになるヒントを教えてもらいます。
(※本稿は特別な書き下ろしです)
「大丈夫」なふりを演じていませんか?
しんどい時ほど、「頑張らなきゃ」
と自分を追い込む人がいる。
本当はしんどくなる前に休んでいいし
しんどい時こそ頼っていいのだが
笑顔でしんどさを隠してしまう。
子どもの頃から大人を信用できず
自分で頑張ってきた人ほど
周囲が気づけないほど
「大丈夫」を演じるのが上手になってしまう。
* * *
「頑張らない」「休む」が苦手な人たち
限界と大丈夫の境界線が分からない、と悩む人が増えています。
動けなくなるまで限界だと気がつけない、限界が来ないと休めない(限界が来たら休んでいい)、疲れたからいっそのこと倒れてしまいたい、という人までいます。
休んでいいんですよ
本当は、限界が来る前に休んでいいのですよ。
まだ動けても、まだ元気でも、まだできたとしても、休んでいいんです。
疲れて限界が来ないと休んではいけない、なんてルールはありませんから。
さて。
このように言われた時、あなたの心はどう動きましたか?