米ツイッターはイーロン・マスク氏に買収されて以降、主要市場のインドで、複数の著名ヒンズー教至上主義者のアカウントを復活させた。人権団体は分断をあおる投稿が再び急増しているとして批判している。これらのアカウントの一部は、インドの宗教的少数派に対するヘイトスピーチ(憎悪表現)を投稿したことで凍結されていた。だが復活してまもなく、イスラム教徒などを中傷する内容を再び投稿しているアカウントもあるという。有害コンテンツとして報告した複数の団体が明らかにした。問題のアカウントは、イスラム教の聖職者は他人に差し出す前にコメにつばをかけるといった誤情報を盛り込んだ動画や、コーラン(イスラム教の聖典)は「諸悪の根源」と主張する投稿などに関連している。