フェイスブックを運営する米メタ・プラットフォームズは、米新興ニュースメディアのバズフィードに数百万ドルを支払い、より多くのクリエイターを自社プラットフォームに引き込もうとしている。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。両社は、個人が動画などのコンテンツ投稿を通じてソーシャルメディアの視聴者を多数獲得し、広告やブランドのスポンサーシップで利益を上げることが多い「クリエイターエコノミー」を推進している。関係者によると、バズフィードは昨年成立した契約(評価額は1000万ドル弱)の一環で、メタのプラットフォーム向けのクリエイターコンテンツの生成や、クリエイターがオンラインで存在感を高めるためのトレーニングを支援することに合意した。バズフィードは創業当初から、まとめ記事やクイズなどのバイラルコンテンツで知られ、どのような要因によってコンテンツが広く共感を得られるかをクリエイターが理解するのを支えていると、関係者は述べた。
メタ、バズフィードに数百万ドル支払い クリエイターエコノミー強化=関係筋
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