米政府は26日、ウクライナの戦地でロシア政府の作戦を支えているとして、ロシアの民間軍事会社「ワグネル・グループ」に制裁を科した。戦争が次のフェーズへと移行する中、ロシア政府への圧力を高めることが狙い。  米政府はロシアのウラジーミル・プーチン大統領の代理としてウクライナでの戦闘行為に関わったとして、ワグネルを国際犯罪組織に指定。また財務省は同組織が中央アフリカ共和国やマリで集団処刑やレイプ、そして身体的虐待などの犯罪行為に関わっている疑いがあるとも指摘している。