【シンガポール】中国は太陽光発電パネル製造技術の輸出制限を計画している。これが導入されれば、国内で太陽光発電パネルのサプライチェーン(供給網)構築を目指す米国にとって痛手となる可能性があると専門家は指摘する。  中国の商務省と科学技術省は、太陽光発電パネル用インゴットとウエハーの製造に必要な先端技術について、輸出制限技術リストに追加することを検討している。  専門家によると、中国は世界で流通している太陽光発電パネル用インゴットとウエハーのほぼすべてと製造装置の多くを生産しており、市場で主流になりつつある大型パネルではとりわけ大きな比重を占めている。