米IT(情報技術)大手は厳しい一年を締めくくったばかりだが、今年も直ちに大きく回復することはないだろう。2日、アップルとアマゾン・ドットコム、グーグルの親会社アルファベットがそろって発表した2022年10-12月期決算は、多様な事業分野のほぼ全面にわたって世界経済が低迷する影響が色濃く表れた。オンライン広告やクラウドコンピューティングサービス、電子商取引(eコマース)、スマートフォンやノートパソコン、スマートウオッチなどのハイテク機器も影響を免れなかった。これらの事業は3社合計で2022年の売上高が1兆2000億ドル(約154兆円)近い規模になる。
米IT大手3社、早期回復は望み薄
失望の10-12月期決算、世界経済の低迷響く
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