転職活動で「家庭の事情」が理由では不利?採用されるための必要条件とは昨今の転職市場において、家庭の事情を理由にしている人は企業の選考では不利になるのか(写真はイメージです) Photo:PIXTA

介護や育児でフルタイムでは働けない人に
企業はどう対応しているか?

 高齢化社会の進展に伴い、親の介護や家族の看病が必要な人が増えています。また共働き世帯が増加し、昔のような「稼ぐのは夫、子育ては専業主婦である妻の担当」という役割分担はなくなってきました。

 こうした家庭の事情により現在の勤務形態で働くのは難しくなり、転職を考えるケースは珍しくありません。Uターン・Iターン転職の多くも家庭の事情によるものです。ただ、実際にそうした事態に直面した人は、こんな不安に駆られるかもしれません。

「『家族のため』を理由にしたら、選考で不利になるのではないか……」

 昨今の転職市場において、家庭の事情を理由にしている人は企業の選考では不利になるのでしょうか。