はちみつをやや多めにして、子どもが食べやすいようにしているのです。それでいて、大人も大満足な味、というのがうれしい。
カレー粉とはちみつ、その他隠し味を混ぜたヨーグルトソースに鶏肉を漬け込み、フライパンでさくっと焼く簡単贅沢レシピなので、誰でも手軽に作れます。
その日食べてもおいしいし、作りおきにして翌日以降に食べても味がしみておいしい!
ですから、わが家の子どもたちも、つくった翌日のお弁当に、
「タンドリーチキン入れて!!」
と朝起きた瞬間からリクエストが始まる。
これは、これまでまったく見たことのない光景でした。
この瞬間、鶏肉レシピと言えば、子どもたちがいちばん好きだった「鶏のから揚げ」が横綱から陥落! わが家にタンドリーチキンの黄金時代がやってきたのです。
志麻さんによると、つけ合わせのブロッコリーについても、ゆで方次第で食感が全然違うので、ややかためにゆでてあげて、コリコリ感を出してあげると、ブロッコリー嫌いなお子さんも喜んで食べてくれるのだとか。
フランスでは、離乳食あたりから子どもに野菜を食べさせるそうです。
日本では、「子どもが野菜を食べないから野菜を出さない」というケースが多いのですが、志麻さんいわく「やわらかめ、かためなど、ゆで方ひとつで野菜を食べられるようになるので、どんどんチャレンジしていただきたい」とのこと。
本書に詳細レシピがありますので、ぜひとも、今夜の晩ごはんにいかがでしょうか。志麻さんのタンドリーチキンは私のおすすめナンバーワンです。
これは、ほんとにうまい。生きてきてよかったと思える味です。
お父さんもお母さんも、お子さんも、おじいちゃんも、おばあちゃんも、嫌なことはみんな忘れて、みんな笑顔に変わること間違いなし!
冷蔵庫の食材ででき、彩りよくとってもおいしい志麻さん「プレミアムレシピ」。休日にぴったりかと思います。