米国では電子タバコを使用する青少年の低年齢化が進んでおり、月当たりの使用日数および起床後5分以内に使用する者の割合が増加したとする研究結果が、「JAMA Network Open」に11月7日掲載された。
米マサチューセッツ小児総合病院のStanton Glantz氏らは、2014~2021年の米国青少年タバコ調査(National Youth Tobacco Surveys)に参加した小学校6年生から高校3年生までの青少年15万1,573人(平均年齢14.57歳、男児51.1%)を対象に、電子タバコや紙巻タバコなどについて、最初に使用したタバコの種類、使用開始年齢、および1カ月当たりの使用日数(強度)を調査した。また、起床後5分以内の使用を指標に依存度も分析した。