人間関係、親子問題、アダルトチルドレン専門のカウンセラーであるPoche(ポッシュ)さんの初めての本『あなたはもう、自分のために生きていい』には、「読んで心がラクになった」「救われた気がします」「自分だけじゃなかったことに安心できた」といった読者からの感謝と喜びの感想が次々と寄せられています。ここではそんなPoche(ポッシュ)さんに、「すべては自分のせい」と責め続けてきて傷ついてしまった心を軽くして、今ある生きづらさが少しでもラクになるヒントを特別な書き下ろしマンガで教えてもらいます。
意外なことも
あなたに影響しています
今抱えている悩みには、過去の親子関係が影響しているかもしれないと繰り返しお伝えしてきましたが、実はそれだけではありません。
日本全体の雰囲気や時代の風潮、当時流行していた子育て法などの影響を受けることもあります。
特に日本では、集団生活において個性を持つことのメリットよりデメリットのほうが大きく、みんなと違うというだけで悩みを抱えやすいのです。
親の影響だけでは
ありません
学校生活での
「みんな」の呪い
たとえば学校生活では、「みんな仲良く」「みんなと一緒」を求められます。
小学生時代の苦い記憶として特に多く耳にするのが、
「給食の時間が嫌だった」
というものです。