フォントの追加方法

 「Wordに比べると、Google ドキュメント の日本語フォントって、少ないよね?」

 普段そう思っていたあなた!ぜひご自身でフォントを追加してみましょう。最もお手軽な方法は、 Google ドキュメント 、スプレッドシート 、スライド で直接フォントをインストールするというものです。

 ここでは、Google ドキュメント を例に解説していきましょう。

 まず、Googe ドキュメント のファイルを開いたら、フォントのプルダウンをクリックします。

【9割の人が知らない Google の使い方】脱初心者! Google フォントであなたの文章を格上げする図2: Google ドキュメントにフォントを追加する
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 メニューにある「その他のフォント」をクリックすると、 Google フォントを追加する設定画面が表示されます。そこで「文字:すべての文字」をスクロールし、【日本語】を選択しましょう。

【9割の人が知らない Google の使い方】脱初心者! Google フォントであなたの文章を格上げする図3:日本語フォントの候補を選択する
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 すると、選択できる日本語フォントの候補が表示されます。インストールしたいものにクリックでチェックを入れ、画面左下の【OK】をクリックしましょう。

【9割の人が知らない Google の使い方】脱初心者! Google フォントであなたの文章を格上げする図4:インストールしたい日本語フォントを確定する
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 これであなたの Google ドキュメントに日本語フォントが追加されました。超カンタンです。

 改めて、 Google ドキュメントでフォントを確認すると、選択できる日本語フォントが追加されたことがわかります。

【9割の人が知らない Google の使い方】脱初心者! Google フォントであなたの文章を格上げする図5:インストールされたフォントを選択する

 このフォントは、共有した相手がフォントのインストールを行なっていない場合でも同様に表示されます。意図したデザインを共有した相手にそのまま表示できるって嬉しいですね!

 最後に、ぜひユニバーサル デザイン フォントを追加しておきましょう。ユニバーサル デザイン フォント(UDフォント)とは、「ユニバーサルデザイン」のコンセプトに基づいた誰にとっても見やすく読みやすいフォントです。わかりやすく読み間違いが起きないように、可読性や視認性、判読性が高くなるようにデザインされているのが特徴です。

 Google フォントでは、フォント名に「BIZ UD」と入っている4つがユニバーサル デザイン フォントです。「I(大文字のアイ)」と「l(小文字のエル)」など、見間違いやすい文字も判別しやすいデザインなので、間違いなく伝えたいときにもオススメです。

 以下は従来の Arial(エイリアル) との比較です。

【9割の人が知らない Google の使い方】脱初心者! Google フォントであなたの文章を格上げする図6:従来のフォント Arial(エイリアル)とBIZ UDPゴシックとの比較

 さらに詳しく知りたいという方は、 Google フォントの公式サイト:フォントデザインの特徴をぜひご参照ください。

 Google フォントを活用してあなたの文章を格上げする方法をお伝えしました。無料で使えるGoogle フォントを存分に活用し、ビジネスやプライベートの文書作成にぜひ役立ててください。 

(本稿は『Google式10Xリモート仕事術――あなたはまだホントのGoogleを知らない』著者からの特別投稿です)