リモートワークの長期化は避けられない。ビジネスパーソンも「リモート強者」と「リモート弱者」に二極化しつつある今、あなたは「リモート強者」か? それとも「リモート弱者」か?
そんな時、心強い味方が現れた。
ITビギナーから絶大な信頼を得ている平塚知真子氏だ。
平塚氏は、Google が授与する資格(Google 認定トレーナー/Google Cloud Partner Specialization Education)を2つ保有する国内唯一の女性トレーナー経営者。
その初の単著が『Google式10Xリモート仕事術──あなたはまだホントのGoogleを知らない』だ。
「10%改善するより10倍にするほうがカンタン」という Google 急成長の秘密「10X(テンエックス)」で成果を10倍にする「10X(テンエックス)・10(テン)アプリ」をフルカラーで初公開。
“日本一のマーケッター”の神田昌典氏(マーケティングの世界的権威ECHO賞・国際審査員)が「全部無料! こんな使い方、あったのか」と大絶賛。
曽山哲人氏(サイバーエージェント常務執行役員CHO)が「想像以上に知らない機能があった」。
三浦崇典氏(天狼院書店店主)が「Google 全70アプリのうち10アプリを使いこなして仕事を劇的に変える解説書。リアルよりも成果を上げる術を伝える“リモート強者”への指南書」というノウハウとはどんなものか。
“リモート弱者”が“リモート強者”になる、誰も教えてくれなかった方法を紹介しよう。
メールの送信ボタンを押してから、自分のミスに気づいて慌てたこと、ありませんか?
「うまく書かなければ」と身構え、返信に時間がかかってしまい、先方からの評価が下がったのではと気になってしまうこと、あると思います。
リモートワークの拡大により、これまで以上にメールを利用する機会が増え、メールは仕事上で重要なツールとなっています。
一般社団法人日本ビジネスメール協会が2022年6月1日に発表したビジネスメール実態調査2022によると、メールの1日平均は、送信16.27通、受信66.87通。
メールでのやりとりが多い方はこれ以上の数のメールを処理していることになります。
返信が遅れては失礼ですから、できるだけ早く返信しておきたい。
とはいえ、それで誤った内容で送信してしまっては、どんなに嘆いても後の祭りです。「仕事ができない人」「確認が甘い人」と思われてしまうかもしれません。
的確な内容のメールを素早く送るためには、準備が肝心。「テンプレート」を使いましょう。
Google の新機能を使ってチームでテンプレートを神速で整え、スマートに送信することができます。
自社の商品説明、請求書や資料の送付、よく寄せられる質問への回答など、同じような内容で何度も送るメールを、その都度ゼロから作っていては時間がかかってしまいます。
テンプレートを活用すれば、メールの作成時間を短縮でき、誤字脱字などのミスを減らすこともできます。
もしかすると、自分でテンプレートを準備し、Gmail の「下書き」フォルダに保存して、すでに効率化を図っている方も多いかもしれませんね。
個人でやりとりするだけであれば、それでも十分ですが、テンプレートを使えば、さらに効率化できます。例えば、重要なメールの文章を添削してもらったり、同じ文面をほかのメンバーが利用したりできるようになるからです。
離れていてもチームで情報共有がスピーディに完結すれば、メンバー全員の仕事が効率化するとともに、メール内容の標準化によるチーム全体のメールの質の向上といったメリットも期待できます。
今回は、チーム全体が効率よく、確実に失敗メールをなくす得策をご紹介しましょう。使用するのは、なんと Gmail ではなく Google ドキュメントです。