スポーツ選手を性的な意図を持って撮影する「アスリート盗撮」。撮影された写真はネットに投稿されるだけでなく、卑わいな言葉を加えて拡散する事例も相次いでいる。
これから国会では、盗撮行為を取り締まる「撮影罪」が審議される予定だが、「アスリート盗撮」の一部の行為は「撮影罪」の規制の対象外となった。
日本学生陸上競技連合の常務理事で「アスリート盗撮」にくわしい工藤洋治弁護士は、4月15日に都内でおこなわれたシンポジウム「刑法改正と今後の展望」で、「立法では漏れてしまったが、さらなる法改正で処罰対象に含めてほしい」と訴えた。