成田から5時間半「モンゴル旅行」のススメ、遊牧民体験ツアーを詳細レポート写真提供:地球の歩き方書籍編集部

海外旅行ガイドブックの決定版『地球の歩き方』から、今回紹介する記事は「成田から5時間半『モンゴル旅行』のススメ、遊牧民体験ツアーを詳細レポート」です。2023年4月以降、それまで日本入国時に必要だったVisit Japan Webへの登録や、ワクチン接種証明書提示などの水際対策が緩和され、いよいよ海外旅行も再開の兆しが見えてきました。ということで、さっそく筆者もゴールデンウィークにモンゴル旅行へ!気温や飛行時間などの基本情報、旅行におすすめの時期、現地の様子、体験できるアクティビティやツアーをまとめてレポートします。(文・写真/地球の歩き方 永倉)

モンゴルの基本情報

正式国名 モンゴル国
首都 ウランバートル
面積 約156万4100平方キロメートル(日本の約4倍)
言語 モンゴル語 表記はキリル文字(ロシアンアルファベット)とモンゴル文字
通貨 トゥグルグ 2023年5月時点で1トゥグルグ:約0.04円
ビザ 30日以内の観光目的の滞在の場合は不要(パスポートの残存有効期限は6カ月以上必要)

『地球の歩き方 モンゴル』より抜粋

 日本 - モンゴル間はMIATモンゴル航空の直行便が就航しています。

 モンゴルは日本から遠いようなイメージがありますが、東京・成田空港から首都ウランバートルまで約5時間30分、ウランバートルから成田空港まで約4時間30分と、タイやベトナムなどの東南アジア諸国と同等か、より短い飛行時間で到着することができる国です。

 時差は1時間あり、日本が10:00のときモンゴルは9:00です。

現地での会話方法

成田から5時間半「モンゴル旅行」のススメ、遊牧民体験ツアーを詳細レポートキリル文字で表記された看板やビル

 町中の案内板や店名などはほとんどがキリル文字と縦書きのモンゴル文字で表記されており、町中であってもほとんど英語は通じません。社会主義時代に教育を受けた年配の方にはロシア語が通じやすいですが、若い世代になるほどロシア語は使われないため、可能であれば簡単なモンゴル語を覚えて使うとよいでしょう。

・おはようございます:サェハン アマルスノー
・こんにちは:サェン バェノー
・さようなら:バヤルタェ
・ありがとう:バヤルララー
・はい(そうです):ティーム
・いいえ/違います:ウグィ/ビシ

 また、タクシーで行先を伝える際には翻訳アプリが大活躍しました。旅行前にGoogle 翻訳などのアプリをスマホにインストールしておくと、いざというときにスムーズに意思疎通が可能です。