一言目から差が付く!仕事で「神コメント」を放てる人のシンプルな作法写真はイメージです Photo:PIXTA

周りに「あの人の意見は独自で、説得力がある」と思う人はいないだろうか。実は、このような第一印象で得する「神コメント」には共通点がある。たった一つのコツを守れば、誰でも簡単に身につけることができるのだ。今回は、現役コメンテーターとしての立場からコツを紹介したい。(キャスター取締役 石倉秀明)

第一印象で差がつく人は
「神コメント」が得意

 早いもので、もうゴールデンウイークも終わろうとしている(本記事を執筆しているのはゴールデンウイーク最終日の5月7日である)。自分の大学院入学や子供の小学校入学などもあり、バタバタしたまま4月を終え、ゴールデンウィークは少しはゆっくりできるかと思ったが、気づいたらあっという間に終わってしまった。

 今回の連載記事は、少しコラム的な内容を書こうと思う。

 私は4月から新しい生活が始まったのだが、同じように転職して新しい会社で働いている人、新しい仲間や同僚、部下、上司と一緒に働いている人も多いのではないだろうか。

 新天地で働く際に何よりも大事なのは、自分のコメントを通じて周囲に与える「第一印象」だ。第一印象で得する人ほど、新しい同僚や部下、上司から「あの人は説得力がある意見を言う」「あの人の視点は勉強になるな」と思ってもらえる「神コメント」が得意だ。

 第一印象だけで決めてはいけないが、残念ながら人を判断する際に、第一印象が大きな要素を持つものだ。これを直感的に分かっている人も少なくないだろう。

 実は、第一印象で周りと差がつく「神コメント」には共通点がある。