テレビで紹介されて大反響となった、魔法の万能調味料「料理酒オイル」。料理酒とサラダ油を4:1で混ぜただけのこの調味料を使うと、家庭料理に「奇跡」が起こります! 野菜炒めは町中華のようなシャキシャキ炒めに、ハンバーグは老舗洋食屋ような肉汁じゅわっと系に、煮物や汁物も味が深まりコクウマに! このたび、考案者クック井上。氏のさらなる研究の成果を含めて、待望の料理酒オイルレシピ本「魔法の万能調味料 料理酒オイル いつもの料理が突然プロの味!感涙レシピ100」が出版されました。本連載では、「料理酒オイル」の使い方やその効果、レシピなどを紹介していきます。

奇跡の万能調味料「料理酒オイル」の5つの魔法効果とは?料理酒オイルのもっとも分かりやすい効果が炒め物がシャキシャキになる効果。火力の弱い普通の家庭用コンロでもプロのような炒め物ができる!(写真は「魔法の万能調味料 料理酒オイル」より)©Taisuke Suzuki

料理酒オイルは、まさに「魔法」

料理酒とサラダ油を4:1で混ぜただけの「料理酒オイル」はすべてのお料理をレベルアップする魔法の調味料ですが、中でも大きな「魔法効果」が5つあります。今回はそれを紹介したいと思います。

魔法効果1 「炒め物」がシャキシャキに!

 かつてメディアでも取り上げられ大反響になったのが、この驚くべき効果。野菜を重ねる順番などちょっとしたポイントはありますが、鍋があおれなくても、火力が弱いコンロでも、誰でも簡単に町中華のようなシャキシャキの炒め物を作ることができます。ただの肉もやし炒めも、「今までの100倍ウマい! 絶品肉もやし炒めだ!」と感涙するはずです。

魔法効果2 「炒飯」や「焼きそば」はパラパラに!

 名店の炒飯は、パラパラなのにしっとりした舌ざわりですよね。でも、家で作ると、ベチャっとしたり逆にパサパサになったり、うまくほぐれなかったり…‥、なかなかあのようには作れません。ところが、料理酒オイルを使えばそれも解決します。家でもパラパラしっとりの「最強炒飯」が作れます。もちろん鍋をあおれなくても大丈夫。焼きそばもベチャベチャにならず、パラパラにほぐれるのに麺自体はしっとりしているという絶妙の食感が実現します。3個100円程度で売っている、あの普通の焼きそばが、「香ばし屋台風焼きそば」に変身します!

魔法効果3 「ひき肉料理」は肉汁がジュワーっと

 ハンバーグや肉団子、焼売といったみんなが大好きなひき肉料理。これもポソポソになったり、固くなりすぎたり、肉汁をたっぷり含んだジューシーな感じに作るのは意外に難しいもの。ところが、これも料理酒オイルを使うと肉汁をたっぷり含んだひき肉料理に大変身します。お肉がジューシーになるだけでなく、下味効果や臭みを取る効果もあるので「超絶美味」なハンバーグや肉団子、焼売などが簡単にできます!

魔法効果4 肉がしっとりやわらかに!

 おいしくなるのは「ひき肉」ばかりではありません。牛、豚、鶏などの普通のお肉もしっとりやわらかジューシーになります。たとえば、唐揚げや、ポークソテーなど。唐揚げは安いお肉でもまるで高級地鶏? と思うようなプリっとした食感になり、固くなりがちなポークソテーもしっとりやわらかな洋食屋さんの味になります。

魔法効果5 煮物や汁物がこくウマに!

料理苦手な人が作ると、味がボヤけたり、はたまた濃すぎたりしてなかなかうまく作れない煮物。そんな悩みも料理酒オイルを使えば解決です。最初に料理酒オイルを使って炒めてから煮ることで、ほどよい下味がつきメイラード反応も早く起こるので、短時間でこくウマの煮物が完成します。和食だけでなく、時間のかかるイメージの洋食の煮込み系料理も、短時間で驚くほど本格的なものが完成します。

*本記事は、「魔法の万能調味料 料理酒オイル いつもの料理が突然プロの味!感涙レシピ100」から抜粋・編集して構成しております。