希望職種に就ければ、応募企業でなくても良いように聞こえNG。

【OK!】「現職にはポストチャレンジ制度があり、誰もが他の職種に異動するチャンスがあります。しかし、仮にマーケティング部へ異動できたとしても、現状は代理店任せで、エンドユーザーの情報は向こうに握られてしまっています。

 私は顧客データを有効活用したマーケティングの企画・立案に携わりたいのですが、現職では困難ですので、この制度の利用は考えませんでした。

 マーケティングならどこでもいいというわけではありません。販売チャネルを直販1本に絞り込む戦略で、数々のヒット商品を生み出している御社の本職に就きたいのです。現職で同種製品を扱っておりましたから、一定の知識がありますし、約16年の代理店営業においてエンドユーザーの嗜好やニーズをつかんでいるつもりです。

 これらを活かして、ぜひ御社で頑張りたいと思っています」

 社内異動では足りない事情をていねいに説明した後、「御社の求人職種」への志望動機につなげています。さらに、そこで役立つ知識やスキルをPRするのも効果的です。