2大生保「採用大学」ランキング2022最新版【全10位・完全版】日本生命保険、第一生命保険はどの大学から採用しているのか?(写真はイメージです)  Photo:PIXTA 

コロナ禍で経済動向が大きく変わる中、主要企業はどの大学から学生を採用したのか。総合商社、コンサル、金融、メーカー、流通、運輸、情報通信など企業別2022年採用大学ランキングを作成した。今回は、大手生命保険会社の採用大学ランキングをお届けする。(文/ダイヤモンド・ライフ編集部、データ提供/大学通信)

市場規模は世界3位
バブル崩壊後も人気は衰えず

 日本の生命保険の市場規模は世界3位で、完全実力主義のため、相対的に社員の年収は高い。そのため、就活生の親世代(バブル世代)が就職活動をしていた頃から金融業界、とりわけ保険会社はずっと人気が高かった。

 バブル崩壊で同じ金融業界の銀行は人気が下落したが、銀行と同様に2000年代まで再編淘汰を繰り返したとはいえ、保険会社の人気は根強かった。数ある就職人気ランキングを見渡しても、バブル前から直近まで生命保険、損害保険会社は常にランキング上位に入っている。

 大手生命保険4社(日本生命保険、第一生命保険、明治安田生命保険、住友生命保険)の2022年度決算は、海外の金利上昇による外貨建て保険販売の伸びなどから増収となったものの、新型コロナウイルス関連の支払いなどで減益となった。

 コロナ禍で採用意欲が多少衰えたとはいえ、生命保険は形のない商品やサービスを販売している関係上、企業成長のためには人間の力が欠かせない。

 そんな生命保険会社のツートップ、日本生命と第一生命の21年「採用大学」ランキングは、日本生命の1位が早稲田大学、2位慶應義塾大学、3位同志社大学となった。第一生命は1位早稲田大学、2位が同人数で中央大学と同志社大学だった。

 果たして、22年のランキングに変化はあったのだろうか。