タレントのMEGUMIさんはグラビアタレント時代、年の3分の2を南国で過ごし、肌は乾燥でくすみ放題、クッキリとほうれい線が刻み込まれていました。当時、ついたあだ名はなんと「ほうれい」。しかもそれを隠そうとメイクは濃くなる一方、負のスパイラルが顔面に沸き起こってしまっていました。でもMEGUMIさんはここで一念発起「美容をガチでやろう!」と決めました。その結果、テレビで観るMEGUMIさんは、最近キレイになったと話題です。本連載では10年間で1000以上の美容法を試した中から、ほんとうに効いたものだけ教える美容本『キレイはこれでつくれます』を書いたMEGUMIさんからキレイのコツを特別公開いたします。

【初心者でも大丈夫】タレントMEGUMIが教える 恋愛と仕事に効く「赤リップ」の使い方Photo by 217..NINA

ぼんやり顔もリップがあれば引き締まる

 大人のメイクは「リップ」が最強の武器になります。

 どれだけメイクが手抜きでも、リップさえ丁寧に塗れば大人はたちまち「オン」の顔。

 歳を重ねたら、唇の色素が薄くなって、輪郭もぼやけてきますが、逆にそこをガツンと補えば、一気に華やかで意志的な顔に変わります。

一気にあかぬけ顔になる

 ちなみに私がリップを塗るのは半分は自分のため、もう半分は相手のため。

 自分を元気に快活に見せることは、まわりへの気配りのひとつになります。

 何度も伝えていることですが、華やかでパワーのある顔は運もチャンスも呼び込みます。

MEGUMI流 リップの選び方「発色で選ぶ」

 最近は落ちないティント系のリップが心強い味方で、色が落ちないのに唇が荒れず優秀です。

 その他、色選びで大事にしているのは、なんといっても「発色」!

 ベージュでも発色のいいものは「きちんと塗っている感」が出るので、色味より発色のよさが決め手になります。

大人のリップは「落ちない赤」を武器にする

 また、大人の女性は「赤」も選択肢に入れるのはおすすめです。

 赤が似合うのは「大人の特権」。

 たとえば目もとはアイラインだけきちんと引いて、赤のリップを合わせたりすると、モードでエレガントな雰囲気になって、女度が「ぐっ」と上がります。

赤リップの選び方

 ひとくちに赤といってもダークな赤から華やかな赤までバリエーション豊富なので、似合う色を見つけるために、たくさん試してみてください。

 赤って「えっ」と思われがちですが、媚びない赤は自立した印象を与えます。

 自分に似合う赤を見つけたときの高揚感は、ぜひ味わってもらいたい!

 その1本が「お守り」のような存在になるはずです。

女子のスイッチを入れる「赤リップ」

 がんばらなきゃいけないシーンで背中をぽんと押してもらえたり、恋愛や仕事のスイッチを入れてもらったり。

 私の場合、「映画祭」「制作発表」に出るとき赤をつけることが多いのですが、自分のテンションも上がるし、その場に華をそえる赤のリップは、大人女子の最強の味方です。

本書には、具体的な商品名店名「キレイのコツ」が多く収録されています。