タレントのMEGUMIさんはグラビアタレント時代、年の3分の2を南国で過ごし、肌は乾燥でくすみ放題、クッキリとほうれい線が刻み込まれていました。当時、ついたあだ名はなんと「ほうれい」。しかもそれを隠そうとメイクは濃くなる一方、負のスパイラルが顔面に沸き起こってしまっていました。でもMEGUMIさんはここで一念発起「美容をガチでやろう!」と決めました。その結果、テレビで観るMEGUMIさんは、最近キレイになったと話題です。本連載ではMEGUMIさんが10年間で1000以上の美容法を試した中から、ほんとうに効いたものだけ教える本『キレイはこれでつくれます』からキレイのコツを特別公開いたします。

10年間で1000以上の美容法を試したMEGUMIが欠かさず買ってる「キレイになれる美容アイテム」ナンバー1Photo: Adobe Stock

潤いと透明感がほしければこれ!

 美容にはまって13年、試した美容法はトータルで1000種類にも上ります。

 いいものがあると聞けばどこにでも足を運び、身をもってすべて効果をたしかめてきました。

 そんな私の美容の原点となったのは、高価な化粧品でも美容医療でもなく、まちがいなく毎日の「シートマスク」です。

あだ名は「ほうれい」!?

 シートマスクとの出合いは運命的でした。

 私は若い頃、グラビアの撮影で太陽に当たりすぎ、20代後半で誰よりも早く老けました。

 ほうれい線が口のまわりにくっきりとうかび、仲間の男性スタッフにつけられたあだ名は「ほうれい」。

「どうにかしたい!」と不安と焦りに駆られていたとき、バラエティー番組の収録で、美肌の代名詞的存在である美容家の故・佐伯チズ先生にはじめてお会いしました。

佐伯チズ先生から習ったこと

 先生にはまず“ローションパック”(コットンに水と化粧水を含ませるパック)をすすめられましたが、「毎日そんなことできません!」と正直な気持ちをお伝えすると「シートマスクでも十分よ。高いものじゃなくていいの。まずは身近なもので肌の奥まで化粧水を入れ込むこと。毎日やってね」と言われました。

 この日から私は、ドラッグストアであらゆるシートマスクを試す生活をスタート。

 するとたった1週間で頬がしっとりやわらかく、一段トーンアップしてまるで別人(!)のようになった自分に気が付きました。

化粧水よりシートマスク

「きれい」は美肌がつくります。それには「水分補給」がすべて。

 シートマスクは化粧水を肌に「置く」ことで、手で塗るだけでは行き届かないところまで深く潤いを入れ込む最強アイテム。

 1年続けると、肌は見違えるようになって、「私は変わった」と自己肯定感が自然と上がり、「最近、何やってるの?」と言われはじめるようになったのも嬉しい変化。

 この日から8年。私のほうれい線は消え去りました。

「美容はやれば必ず変わる」。

 この震えるような体験が私の美容人生のスタートです。

本書には、具体的な商品名店名「キレイのコツ」が多く収録されています。