「山は一つの南アルプス」
知事の回答に記者は「無理筋」
(3)そして、行政としてどこの県が対応すべきかという問題について、はぐらかしを続けるのが川勝知事だ。リニアの工事について地元の理解を得ることが不可欠である、と主張する川勝知事に対してのやりとりだ。
(記者)山梨県下における調査なのだから、その地元というのは山梨県民ですよね。
(知事)山は、どこからどこまで山梨で、どこからどこまで静岡ということは行政的には言えますが、山は一つの南アルプスです。それと同じ考えです。
(記者)そろそろ(知事の理屈が)無理筋であるということに気付いた方がいいと思いますよ。
この記者会見のやりとりを知って、みんなが思うことをこの記者は代弁してくれている。「無理筋」、この言葉で川勝知事がやっていることはすべて表せるのだが、いかんせん県知事という巨大な権力を持つのが川勝知事だ。このままでは日本経済の将来の大動脈をぶった切るということになる。万事休すだ。