4大インターネット会社「採用大学」ランキング2022最新版【全10位・完全版】

4社すべてにランクインしたのは
東京大学と明治大学の2校だけ

　22年のランキングでは、ヤフーは1位に東京大学、2位に筑波大学、3位に大阪大学がそれぞれ浮上。楽天グループは1位と2位が入れ替わって慶應義塾大学、早稲田大学の順となり、3位に東京大学が浮上した。サイバーエージェントは1位早稲田大学は不動で、2位と3位が入れ替わって慶應義塾大学、同志社大学の順となった。ディー・エヌ・エーは1位慶應義塾大学と2位東京大学は不動で、3位に早稲田大学が単独浮上した。

　ランキング全体を見渡すと、4社すべてにランクインしているのは東京大学と明治大学の2校だけだ。

　実は近年、東京大学ではコンサルティング業界やインターネット業界への就職人気が高まっている。今の就活生は企業選びで成長環境や働きがいを重視する傾向が強い。大手インターネット企業には「若手にも重要な仕事の経験を積ませてくれる社内風土がある」というイメージが強いのだろう。

　ヤフーは難関国立大学が上位に多く、他の3社では早慶の強さが目立つ。次点で各社ともMARCH（明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学）が多く入り、関関同立では同志社大学と立命館大学だけだった。

　東京工業大学や東京理科大学などの理系大学もランクインしているのが特徴的だ。インターネット企業では新しいサービスを生み出すためにも常に優秀なエンジニアを欲しており、人材の取り合いになっている。

＊この記事は、株式会社大学通信の提供データを基に作成しています。