生成AI(人工知能)「ChatGPT(チャットGPT)」の生みの親、サム・アルトマン氏の出資する核分裂関連スタートアップ「Oklo」が同氏の特別買収目的会社(SPAC)との合併を通じて上場する計画だ。同社関係者が11日明らかにした。このところ原子力関連企業のSPACとの合併が相次いでおり、クリーンエネルギーのスタートアップに対する投資家の関心を測る試金石になりそうだ。Okloなど小規模な次世代型原発の建設を目指す企業は、従来の大型原発とは違い、期限通りに予算内で建設できることを証明する必要がある。カリフォルニア州に本拠を置くOkloはモジュール式の小型原子炉を開発。競争の激しい市場に電力を販売する計画だ。温室効果ガス排出ゼロの電力を確保したい企業が風力・太陽光発電事業者と結ぶような契約も視野に入れている。
アルトマン氏出資の次世代原発企業、SPAC通じ上場へ
Okloはモジュール式の小型原子炉を開発する
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