米グーグルは4-6月期(第2四半期)の決算で売上高の伸びが加速し、オンライン広告市場の回復が続いていることを示した。また、人工知能(AI)の進歩を生かそうと取り組む中、経営幹部1人の交代を発表した。グーグルの最高財務責任者(CFO)を8年間務めてきたルース・ポラット氏は、親会社アルファベットの社長兼最高投資責任者(CIO)に就任する。同氏はアルファベットが後任を選ぶまでCFOを続ける。新たなポストには9月に就任して傘下の自動運転車開発会社ウェイモなどの投資の責任者となり、スンダー・ピチャイ最高経営責任者(CEO)の直属となる。アルファベットが25日発表した4-6月期決算で、売上高は前年同期比7%増の746億ドルだった。新型コロナウイルス禍後に減速が続いた後、グーグルが2四半期連続で成長を加速させたことが示された。
グーグル、4-6月期に増収加速 CFO交代へ
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