画像共有・メッセージアプリ「スナップチャット」を運営する米スナップが25日発表した4-6月期(第2四半期)決算は、売上高が前年同期比4%減の11億ドルとなった。ファクトセットがまとめたアナリスト予想を若干ながら上回った。売上高の減少は2四半期連続で、1-3月期は7%減と上場後初の減収を記録していた。デジタル広告の低迷がソーシャルメディア業界の重しとなる中、同社は広告プラットフォームの再構築に取り組んでいる。4-6月期の純損益は3億7700万ドルの赤字。赤字額は前年同期から10%以上も縮小し、アナリスト予想を下回った。アクティブ広告主数が過去最高を記録したほか、デーリーアクティブユーザー数(DAU)は14%増の3億9700万人に達した。昨年6月に開始した月額3.99ドル(約562円)のサブスクリプション(定額課金)プラン「Snapchat+(スナップチャットプラス)」は、すでに400万人以上の利用者を獲得している。
スナップ、4-6月期は減収 赤字は縮小
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