米実業家のイーロン・マスク氏率いる「X」(旧ツイッター)が広告主を呼び戻そうと、広告料金の値下げに踏み切っている。Xが広告主宛てに今週送付した電子メールを、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が確認した。Xは米国と英国で特定の広告フォーマット向けに新たなインセンティブを提供するほか、広告支出が一定基準に達しなければ認証済みバッジを失うことになるとブランド各社に通知した。メールによると、一部の広告主を対象に、プラットフォーム上の「話題を検索(Explore)」タブでトレンドトピックのリストと一緒に表示される動画広告の掲載料金を引き下げる。こうした広告はリストの上方に24時間表示される。さらに、これらの広告枠の新規予約を7月31日まで半額にするなど、複数の割引も提供。割引の目的は、女子ワールドカップなどツイッター上の重要な機会を活用し、広告主がリーチを広げられるようにすることだと説明した。
新生ツイッター「X」、広告料金を値下げ
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