米ゼネラル・エレクトリック(GE)に明かりが戻った。GEの直近の業績と通期見通しの改善は、一時は急降下したかに見えた状況からいかに脱却したかを物語っている。投資家も歓迎している。株価は過去1年間、SP500種指数の中で最も好調で、多くのテクノロジー大手を上回っている。投資家がGEの航空事業としての将来性に注目する中、同社の株価は着実に上昇し、5年ぶり高値を記録した。25日は6%超高で取引を終え、ラリー・カルプ氏が最高経営責任者(CEO)に就任した2018年10月の水準を50%上回っている。GEは25日、4-6月期(第2四半期)の受注と各事業の業績がおおむね改善したことで、今年のキャッシュフロー目標を引き上げた。その理由として、ジェットエンジンの需要増と風力発電用タービンの需要改善を挙げた。第2四半期の業績は市場予想を上回った。
米GEに戻った光、急降下からの業績回復
株価は過去1年間、S
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