フェイスブックを運営する米メタ・プラットフォームズはこれまで友達関係を試すことがあった。少なくとも今回は、それを実行するためにかなり良いタイミングを選んだと言える。メタは26日、4-6月期(第2四半期)決算で高いハードルに直面していた。同社の株価は年初から2倍以上に上昇し、S&P500種全体で2番目に高いパフォーマンスを記録している。幸いなことに4-6月期決算は、広告収入、ユーザー数の伸び、業績見通しがいずれも市場予想を上回るものだった。これを受け、メタの株価は時間外取引で7%上昇した。フェイスブックの友達は投資家だけではない。同社は4-6月期に、主力のソーシャルネットワーキング・アプリに2700万人のデーリーアクティブユーザーを獲得した。この数はアナリスト予想の2倍以上だ。また、同社が運営するアプリ全体のデーリーユーザー数を約5000万人増やした。これは、今月にツイッターのようなアプリ「Threads(スレッズ)」を立ち上げる前の話だ。
メタに「友達」戻る 好決算で次の投資段階へ
メタバースに取り組んだ際の容赦ない株価急落が教訓
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