TBS系『金スマ ~中居正広の金曜日のスマイルたちへ~』で「番組史上最も楽して痩せる食事術」として紹介され、爆発的な反響をみせた『内臓脂肪がストン!と落ちる食事術』(ダイヤモンド社)。美味しいものをお腹いっぱい食べて、なんならお酒も飲めるのに、運動なしでも痩せられるという驚きの食事術。この食事術を、やはり運動なしで半年間実践して10kg痩せた経験があり、現在70代にして20代の頃の体重をキープしている著者・江部康二医師が、もう2度と太らない医学的に正しいダイエット法を伝授! ひもじくなるようなカロリー制限は一切ナシ。お腹いっぱい食べていいし、筋トレもジョギングもしなくていい。
その体脂肪、運動ナシで落とす方法を教えましょう!
※本稿は、『内臓脂肪がストン!と落ちる食事術』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。
死と隣り合わせの熱中症
【前回】からの続き 日本はどうやらすっかり亜熱帯化したようで、真夏には35度を超える猛暑日も増えてきました。そうなると心配になるのが熱中症です。
消防庁は、猛暑だった2018年8月の熱中症による救急搬送者数は全国で3万410人に上り、統計を取り始めた08年以降8月としては過去最高だったと発表しました。
搬送直後に20人の死亡が確認されています。
家の中でも熱中症に注意
熱中症は体液の不足で起きる障害、体温上昇で起こる障害の総称です。熱中症の4割は住宅で生じており、その大半を占めているのは高齢者です。
体液が不足して脱水症になると、熱中症に陥りやすくなります。脱水症になりかけていても、本人も周囲も気づかない隠れ脱水という状態もあります。
65歳以上のおよそ4割に隠れ脱水の恐れがあるという報告もあります。
スポーツドリンクや経口補水液が
熱中症予防にNGなワケ
高齢者が隠れ脱水や熱中症になりやすいのは、体液をためておくタンクの役割を果たす筋肉が少ないのに加えて、喉の渇きにも鈍感になっているためです。
熱中症が気になる季節になると、スポーツドリンクや経口補水液の宣伝が増えてきます。
こうした飲料は糖質をたくさん含みますからNGですし、そもそも隠れ脱水を防ぐために、糖質は必要ではありません。【次回に続く】
※本稿は、『内臓脂肪がストン!と落ちる食事術』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。