ロン・デサンティス氏は2024年米大統領選に向けた選挙活動を再び活性化しようとしている。7月31日にニューハンプシャー州で行った経済演説は、そのスタートを切るのに適切な場だった。重要な選挙公約を有権者に提示し、一方でフロリダ州の成功について語る姿は、ウォルト・ディズニーと口論するよりも大統領にふさわしく見える。デサンティス氏は、米国が3%の経済成長を目指すことを望んでいる。これは良い目標であり、達成可能だ。同氏の選挙公約はそれを達成するための政策を提示している。すべての米国民、特に低所得者層を支援する最善の方法は、成長の加速と物価の安定を後押しし、実質所得の上昇につなげる政策を導入することだ。ジョー・バイデン大統領は、この点で失敗したことが主な弱点の一つになっている。
【社説】デサンティス氏の経済政策「融合」
年3%成長を目指すが、公約のすべてが目標達成に役立つわけではない
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