ついに、「『金持ち父さん 貧乏父さん』以来の衝撃の書」と絶賛されている『JUST KEEP BUYING』の続編『THE WEALTH LADDER 富の階段』が日本上陸。令和のベストセラー『お金の大学』両学長にも大絶賛されている『THE WEALTH LADDER ウェルス・ラダー』についてライターの照宮遼子氏に寄稿いただいた。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局)
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せわしなく働いているのに、
成長が止まっている人の特徴
フリーランスとして独立して3年経った。
案件は途切れることなく、
むしろ断るほど依頼が来るようになった。
なのに、収入は頭打ちのまま。
理由はわかっている。
自分一人で回せる仕事量には限界があるからだ。
チームを組めばもっと大きな案件を受けられると思っても、
マネジメントの経験もなければ、人件費のリスクも怖い。
忙しいのに、なぜか前に進んでいる実感がない。
目の前の仕事に追われているうちに、
次の段階へ進むための選択肢が見えなくなる。
こういう状況に陥っている人は意外と多いかもしれない。
投資の世界的ベストセラーに学ぼう
いま14か国以上で翻訳されている世界的ベストセラー『THE WEALTH LADDER 富の階段』の著者ニック・マジューリはこう述べている。
新しい仕事や副業を始めるために何をあきらめるべきかがわかれば、
それにどれだけ価値があるかを判断できる。
――『THE WEALTH LADDER 富の階段』(P.69)より
本書によると、
富の階段を登るには「1%ルール」という判断基準があるという。
これは、ある収入機会が資産を1%以上増やす可能性があるなら取り組む価値があり、
それ以下ならやらないというもの。
資産100万円なら1万円以上、
資産1000万円なら10万円以上が基準だ。
また、重要なのは、
「富の階段」を登るにつれ、
取るべき選択肢が変わっていくということ。
レベル1(資産1万ドル未満)では時給労働が正解だったものが、
レベル2(資産1万ドル以上~10万ドル未満)ではスキルを高める働き方へ、
レベル3(資産10万ドル以上~100万ドル未満)ではチームを組んで事業を拡大する方向へと変化していく。
つまり、新しいステージに進むには、
今の働き方を手放す覚悟が必要だ。
何をあきらめるべきかが見えたとき、
初めて次の一歩を踏み出せる。
「忙しいのに前に進めない人」の特徴
「忙しいのに前に進めない人」は、
今の働き方の延長線上に答えを探している。
一方、次のステージに進める人は、
今とは違う働き方に目を向けている。
本書を読んで気づいたのは、
手放せない本当の理由は、
リスクが怖いからではなく、
今の基準で次のステージを測ろうとしているからということだ。
時給労働の基準で考えれば、
人を雇うことは「コスト」に見える。
だが、チーム経営の基準で考えれば、
それは「投資」になる。
古い基準で測り続けている限り、
次のステップは永遠に「割に合わないもの」に見え続ける。
忙しさの中で一度立ち止まり、
自分がどの基準で判断しているのかを見直す。
その選択が、今の延長線上にない未来を切り開くのだ。
(本稿は、『THE WEALTH LADDER 富の階段』に関する特別投稿です。)



