バイデン米大統領は、人工知能(AI)を使って自身の偽画像が作成される様子を眺めていた――。 【ワシントン】ジョー・バイデン米大統領は、人工知能(AI)を使って自身の偽画像が作成される様子を眺めていた。側近とともに、わかりにくい最高裁の案件についてチャットボット(自動会話プログラム)「チャットGPT」から説明を聞き、AIを使って愛犬コマンダーのアート風画像も作成した。 バイデン氏は「驚きと不安」の表情を浮かべていたと、ホワイトハウスの上級顧問は語った。 バイデン氏や政権スタッフはAIに関する新たな指針策定に向け、こうした非公開の議論を重ねてきた。