大学生、そして社会人からも圧倒的な支持を受ける就活塾「我究館」をご存じだろうか。
第一志望内定率93.1%と圧倒的な成果を残し、ロングセラー『絶対内定』シリーズの著者としても有名だ。では、採用される人、されない人の差はどこにあるのだろうか。今回は、絶対シリーズの中でも人気の『絶対内定2025 面接』より、面接の攻略法を紹介する。

絶対内定Photo: Adobe Stock

姿勢と目線を意識する

 ノックの仕方で、第一印象が変わる。部屋に入る前から、面接は始まっている。ノックをする前から、実は、勝負は決まっているのだ。

 ノックをする前の5つのルールは次の通りだ。

1.背筋を伸ばし、顔を上げる
2.自信に満ちた気分で、自信に満ちた表情をつくる
3.ドアの向こうにいる面接官を透視するイメージで、心を通わす
4.ハツラツとしたノックを3回
5.切れ味鋭く「失礼しますっ」

 そして、「失礼しますっ」の声の後、1秒の間をおいて、素早くドアを開ける。

 さあ、始まりだ。

 背筋を伸ばし、顔を上げ、目線を前に向けるだけで、自然に気分も変わってくる。逃げたくなる気持ちをゼロにして、面接に立ち向かおう。ルールを守って場数を踏めば、緊張することで、むしろノッてくるようになる。

(本稿は、『絶対内定2025 面接』を抜粋、再構成したものです)

藤本健司(ふじもと・けんじ)
我究館館長
千葉大学教育学部卒業後、(株)毎日コムネット入社。営業に配属され、2年目に優秀社員賞、3年目に社長賞を受賞。2012年「世界の教育問題に対峙したい」との思いから、青年海外協力隊としてケニア共和国で活動。3年間、JICAや現地の省庁と連携し、児童福祉施設における情操教育やカウンセリングに携わり、「人は志や気づきによって大きな成長を遂げられる」ことを実感する。2016年より(株)ジャパンビジネスラボに参画。我究館学生校の主担当コーチとして大学生をサポート。2017年10月より副館長を務め、2021年5月より現職。外資系投資銀行、コンサルティングファーム、総合商社、広告代理店など、難関企業に多数の内定実績がある。著書に「絶対内定」シリーズがある。