就活本に初めて「自己分析」の考えを取り入れた就活のバイブル『絶対内定』
その最新作となる『絶対内定2025-2027 インターンシップ』が刊行になった(3月1日発売)。2025年卒以降の学生向けのインターンシップ対策決定版であるその内容を特別に公開する。
ただ内定をとるだけではなく、「本当にやりたい仕事がわかる(やりたいことに気づける)」「自分らしく働ける会社と出合える」「入社してから『こんなはずじゃなかった』と後悔しない」ための1冊であることが大きな特徴だ。
これまで1万200人以上に就職・転職指導をし、その第一志望内定率が93%というキャリアデザインスクール「我究館」がもつノウハウがこのシリーズには詰まっている。
コロナ禍で価値観が大きく変わるなか、会社選びも大きく変わってきている。
自分らしい働き方とは、生き方とは……。『絶対内定』とともに就活を進める学生が増えている。
(構成/藤本健司、ダイヤモンド社・朝倉陸矢)

【25卒必読! 内定への最短経路】インターンシップで成長できる学生の特徴4選Photo: Adobe Stock

インターンシップは成長の場である

就職活動はコロナ禍によって大きく変化した。
オンラインでのインターン実施や選考が圧倒的に増えたこと。
そもそも大学に通えなかったり、サークルや部活の活動に制限があったりしたこと。
これまでは当たり前だった旅行や飲み会にも制限がかかった。それによって、期待していた大学生活を送れない学生が増えたことも事実である。
大学生活を満喫したり、充実させたりすることなく就職活動を迎える人もいるかもしれない。

そんな中でも、「夢や理想を諦めないでほしい」と伝えたい。
最近の就職活動には通年化、長期化、早期化という3つの流れがある。インターンに参加することを考えると、大学1年生から就職活動をスタートするのも決して珍しい状況ではない。だからこそ、この変化を味方にして、自分の理想に確実に近づいていこう。
「インターンで成長する」とは、具体的にはどういうことか。次の4つのタイプを見ていこう。

1. 志望業界や企業、職種がわからないきみは……

実際に仕事をした経験がなければ、仕事についてリアルに理解するのは難しい。
1dayインターンなら企業やその仕事を詳しく知ることができる。さらに、1ヵ月以上のインターンなら、実際の職場で仕事を体験できる。そして、これらはきみがきみの理想に近づくための大事な一歩になる。

2. インターンで周りよりも早く結果を出したいきみは……

この本を手に取ってくれている時点で、周囲よりも一歩進んでいると思ってほしい。
ただ、ここで安心せず、さらに前に進もう。5days以上のインターンに参加し、そこで高い評価を得れば、きみの理想への道はより明確になるし、チャンスも広がる。
もちろん、選考があったり、周りの参加者に引け目を感じたりと難しさにぶつかることもある。
ただ、そのとき直面した課題を克服していくことが、これからきみが真に成長するためのプロセスに必要だ。
「早く結果を出す」という意味では、本選考での優遇も大きなメリットになる。

3. 学歴や大学生活が、理想とかけ離れていると感じているきみは……

多くの学生と接してきて、理想と現実にギャップがない学生はいなかった。
安心してほしい。これからインターンの選考を通して、また実際に参加することでいくらでも成長できる。語学力やリーダーシップなど、理想の実現に向けて自分に足りないものを養うために挑戦してみよう。長期インターンや海外インターンといった選択肢もある。自分に残されている時間や使えるお金などを考慮して決断しよう。
また、インターンなら、学歴や語学のスペックといった履歴書に書ける能力以外も、採用担当者がしっかりと見てくれる。「実績がない」と感じているなら、インターンでアピールするチャンスをつかみ取ろう。

4. 学生時代にがんばったことがないと嘆いているきみは……

コロナ禍において、「ガクチカがない」と困っている学生は多い。もしかしたら、きみもその一人かもしれない。嘆いていても状況は変わらないので、改善するためのアクションをとろう。まずは1dayインターンに参加することから始めてはどうか。
インターン自体を「学生時代にがんばったこと」としてアピールできる場合ももちろんある。
ただ、今まで経験したことのない困難を乗り越えてこそ、ESや面接で自信をもって「がんばったこと」として語れるようになるもの。期間と内容によって難易度は変わるし、選択肢が多いのであいまいなままでは絞り切れない。まずは、将来どうなっていたいのかを我究(自己分析)しながら明確にしよう。そして、理想と現実のギャップを埋めるためにインターンを活用しよう。
いずれにせよ、どのインターンに参加したとしても大きく成長することができるようになっている。よほど気合いを入れた学生生活を送っている人でなければ、これらの成長は難しいものだとも思っている。

(本稿は、『絶対内定2025-2027 インターンシップ』を抜粋、再構成したものです)

藤本健司(ふじもと・けんじ)
我究館館長
千葉大学教育学部卒業後、(株)毎日コムネット入社。営業に配属され、2年目に優秀社員賞、3年目に社長賞を受賞。2012年「世界の教育問題に対峙したい」との思いから、青年海外協力隊としてケニア共和国で活動。3年間、JICAや現地の省庁と連携し、児童福祉施設における情操教育やカウンセリングに携わり、「人は志や気づきによって大きな成長を遂げられる」ことを実感する。2016年より(株)ジャパンビジネスラボに参画。我究館学生校の主担当コーチとして大学生をサポート。2017年10月より副館長を務め、2021年5月より現職。外資系投資銀行、コンサルティングファーム、総合商社、広告代理店など、難関企業に多数の内定実績がある。著書に「絶対内定」シリーズがある。