年収900万円以上は4位まで
5位まで「海運」会社が独占
3位は川崎汽船(東京都)で、平均年収は990.4万円(同794人、同38.9歳)。4位は飯野海運(東京都)で、平均年収は942.3万円(同169人、同37.7歳)だ。
ここまでの4社が年収900万円以上となる。
5位はNSユナイテッド海運(東京都)で876.1万円(同215人、同39.1歳)だ。
これまで確認してきたように、本ランキングのトップ5は全て海運企業が占めている。
実は、海運業界は高給で知られている。上場企業約3900社の有価証券報告書ベースでは、海運業界の平均年収は21年度で894万円となり、全33業種の中でトップだ。
本ランキングでは「平均年収」を扱ってきたが、海運大手の「役職に応じた給与水準」はいったいどのような額になっているのだろうか。
ダイヤモンド編集部が独自に調査した結果、コロナ禍を背景に生まれた“海運バブル”を受けて爆増した、海運大手の課長や部長の給与やボーナスの実額が明らかになった。
詳細は『海運大手の「給料・人事」大公開!日本郵船のボーナスは不況時の4.5カ月からバブルで爆増!』でその高給ぶりを確認してみてほしい。
ランキング完全版では、6位以下の「陸運会社」を含む全35社の順位と平均年収を掲載している。海運大手ほど高年収ではないにせよ、陸運会社でも年収の高い会社が数多くあることが分かった。ぜひ確認してみてほしい。
(ダイヤモンド編集部 加藤桃子)