ネガティブな転職理由、「やむをえない」と「NG」の分岐点は?伝え方で結果が変わる!「メンタル疾患」で休職・退職した場合、ゼッタイ伝えるべき理由とは?フォローすべきこととは?(写真はイメージです) Photo:PIXTA

20~30代前半の若い世代の転職に、強烈な追い風が吹いています。20代はもちろん、30代でも応募が可能な「未経験歓迎求人」も増えてきました。すごい実績がなくても、未経験でも、ネガティブ要素があったとしても、「この人は伸びそうだ」「ウチで活躍してくれるのでは?」と思わせる転職の応募書類の書き方があるそうです。約20年間、1万人以上の就職・転職活動を支援してきたキャリアカウンセラーの中谷充宏さんの著作『20代~30代前半のための転職「書類」受かる書き方』(秀和システム刊)から書類選考を突破し、「成功転職」を勝ち取る方法を紹介します。

「メンタル疾患」でゼッタイ伝えるべき点

●若手といえども、ネガティブ要素をフォローすべき

 たとえば、前職を3カ月で辞めた(自己都合)などの「ネガティブ要素」は、事前にフォローしておかないといけません。

 フォローなしでは、採用人事は「若気の至り」と大目に見てはくれません。

 面接のようにその場で事情を説明したりできないので、送った応募書類ですべてを判断され、書類選考通過が難しくなります。

「じゃ、ダメってことね」と諦めるのはナンセンスかつ早合点です!

「フォローなしではダメ」ということは、しっかりフォローすれば良いのです。

 具体的ケースから、「ネガティブ要素」の効果的なフォロー法を見ていきましょう。