■橙色の活用法

 橙色は暖かく、喜びや陽気などの印象を与えます。温もりのある印象から家族などを連想させ、住宅系での使用例が多い印象があります。また陽気さからイベントでの活用事例もたくさんあります。

■黄色の活用方法

 黄色も赤色と並んで、私はよく意識して使う色です。愉快や元気、希望などを与えるポジティブな印象の反面、注意喚起や注目させる場合にも大いに活用できる色です。「頭上注意」などの注意喚起で、黄色と黒色の組み合わせを見たことがあるでしょう。非常に目立つ効果的な組み合わせです。

■緑の活用方法

 緑色は植物からも連想されるように、安らぎや癒しなどの印象から、リラックスを提供するような商品や空間などでよく使われます。植物や自然のイメージは、健康面でもポジティブな印象を与えます。環境対応の商品や健康食品などの多くの事例を見ることができます。

■青色の活用方法

 青色は、企業のコーポレートカラーとして使われることが多いです。これは信頼や落ち着き、知性などのイメージを与えることができる青色の特長を利用したものです。

 また、空や海、水などのイメージもあります。空や海が持つ壮大観や、水の爽快感などの演出にも使えます。

 一方で、使い方によってはネガティブにも振れます。静的なイメージから、冷たい、悲しいという印象になり、気分を落ち着かせすぎたり、沈めてしまったりすることもあります。