経営コンサルタントの市原義文氏は、ローソン在籍時代にPontaカード、コンビニ業界初のセルフレジ、デジタルサイネージ広告、全社高速ネットワーク化など、斬新なアイデアを次々と実現。退職後もこれまでにない発想で様々な新企画を生み出し、数多くの事業再生を手掛けてきた。市原氏の初の著作『アイデアをお金に変える「マネタイズ」ノート』からの一部抜粋により、アイデアをお金に変えるための発想法を初公開する。
看板にPOP、目に留まるものと
そうでないものの違いは?
街中にあふれる看板。店頭に並ぶ数々のPOP……おなじみの光景ですよね。
身近にあるモノを使って、自分のアイデアを見直し、強化してみましょう。
そもそも看板やPOPは、何のためにあるのでしょうか?
愚問でしたね。お客様に発信をして、少しでも売上を上げるためですよね。
看板もPOPも、少しでもお客様の目に留まり、手に取ってもらい、買い物かごに入れてもらうために工夫をしているのです。
でも、世の中の看板やPOPには、目に留まるものと、そうでないものがあります。
その違いは何でしょうか?
それは、人間の特性を理解しているかどうかの違いだと思います。