20年以上多くの読者に選ばれ続けてきた大学案内大学図鑑!』が今年もパワーアップして発売された。現役生・OB・OGら5000人超のナマの声によってつくられた本書は他の大学選びのひとつの手段として選ばれている。本記事では最新版である『大学図鑑!2024』の出版を記念して、内容の一部を抜粋し再編集してお届けする。(本記事は2022年12月時点に執筆した『大学図鑑!2024』をもとにしています)

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お嬢様の就職活動を手厚くサポート

 就職活動はガツガツしていないが、約9割が就職を希望し、希望者はだいたいどこかに納まっていく。各業界で知名度のある企業に入る人もそこそこおり、金融や航空会社などへの就職実績を持つ。「資格課程課があり、教職をめざす人は手厚いサポートが受けられる」(児童文化学科生)。

 一方、約1割の学生は、最初から就職を希望していない。卒業後、留学したり、「家事手伝い」になったりする人も一定数いるほか、発達心理学科で臨床心理士をめざす人など、大学院への進学もわずかにいる。

 講義と同様、就職についても、少人数や個別対応に力を入れ、ワークショップなどを多数開催。内定をとった4年生の話が聞ける「学生アドバイザー制度」も好評。「児童文化学科は、おもちゃや子ども服のメーカーなども人気」「志望していた業界に決まった子が多いです。最終的には本人次第だと思います」(英語英文学科生)。