「なにを話しているのか」定義する
対して、頭の回転が速い人は、会話をするときになにについて話しているのかを必ず定義します。たとえば、「次のプレゼン方法の話なのか」「提案内容の話なのか」同じ案件だとしても細かくテーマを決めることで、議題をシンプルにしようとするのです。
よくあるのが、提案内容の話をしていたのにプレゼン資料の話になっていたり、相手企業のニーズを考えているはずが、相手担当者の好みの話になっていたりと論点がずれてしまうことです。
こうなると時間はもったいないですから、頭の回転が速い人は「今は〇〇を決めて、その後〇〇の話をしましょう」と内容を整理するのです。
これは自分が話をするときも同じで、「なにについて」「いつまでに」「どうしてほしいのか」などを頭の回転が速い人は端的に伝えます。こうすることで、人の時間もなるべく奪わずにコミュニケーションが可能になるのです。
ちょっとした意識の差ですが、ぜひ頭の片隅に入れておいていただけると幸いです。