「ハムストリングカール」|体幹強化と可動域の安定を目指す自重トレーニング③
目的とメリット・どこの筋肉に効果的か
「サイクリストがトレーニングを見逃しがちな部位が、ハムストリングと言えるかもしれません。ここを鍛えることを軽んじてはいけません。強靭なハムストリングがあればこそ、ペダルストロークのパワーが増し、大腿四頭筋の強度ともバランスが保たれ、サイクリングのクオリティを高める効果が期待できます」と、松浦さんは説明します。
「ハムストリングカール」 効果的なやり方|動画解説
1. 膝を曲げた状態で仰向けになり、両足の踵(かかと)をスライドディスク(またはタオル)にのせて、両手は左右に広げて体勢を支えます。
2. 体幹に力を込めて、肩から膝のラインが一直線になるように、腰の位置をしっかり保ってグルートブリッジの姿勢になります。
3. 腰の高さを意識しながら、両脚がまっすぐ伸びるまで踵をスライドさせましょう。膝は柔らかく、力を抜いて。それからまたゆっくりと両足をスライドさせて、もとの位置まで戻します。
4. これで1レップ。計15レップを行います。